本文へスキップ

WordPress・CMS・静的HTML、ホームページ制作ではどれを選ぶ?

ホームページを作るとき、よく聞く技術名を理由に仕組みを選ぶ必要はありません。大切なのは、公開後に誰が何を更新し、どこまで管理できるかです。WordPressはCMSの一例であり、CMSと静的HTMLを組み合わせる構成もあります。

FIRST THINGS FIRST

この記事のポイント

技術より更新の実務から決めます。更新対象、頻度、担当者の操作、保守の責任、将来のデータ移行を整理し、必要な仕組みを制作会社に提案してもらいましょう。

01まず更新する情報を書き出す

会社情報は年に数回、実績は月に数回、営業時間は随時といったように、内容ごとの頻度を整理します。担当者がブラウザ上で入力したいのか、制作会社へ修正を依頼するのかでも必要な仕組みが変わります。

記事を更新するだけなら、記事用の入力欄があれば足りる場合があります。全ページの配置まで自由に編集できる機能は便利な一方、操作を覚えたり表示を確認したりする負担も増えます。必要な自由度を具体的に決めてください。

02CMSと静的HTMLの役割を理解する

CMSは文章や画像などのコンテンツを管理する仕組みです。WordPressのように管理画面で投稿する方法もあれば、別の管理画面からデータを受け取ってページを生成する方法もあります。静的HTMLは生成済みのファイルを配信する構成で、更新時に制作・生成・アップロードの作業が必要になります。

観点確認すること
社内更新担当者がどの画面で、何を編集するか
表現の自由崩れずに変えられる範囲はどこか
保守本体・拡張機能・配信環境を誰が管理するか
移行文章・画像を取り出し、別環境へ移せるか
費用初期構築、利用料、更新作業の負担

03仕組みに応じた保守を見積もる

CMSを使う場合は、本体や拡張機能などの更新、バックアップ、操作権限の管理を考える必要があります。WordPressの公式資料も更新前のバックアップについて説明しています。更新時に表示や機能を確認する担当まで決めましょう。

静的なサイトでも、サーバー、ドメイン、問い合わせ機能などの管理は残ります。「CMSを使わないから管理不要」とは考えず、どの部分を誰が維持するかを整理します。更新依頼のたびに費用がかかるかどうかも確認します。

04実際の更新操作を見てから決める

完成してから操作説明を受けるだけでなく、可能なら見積もり段階で更新画面のイメージを見せてもらいます。画像の追加、下書き、公開、修正、削除を誰が行うかを想定し、自社の担当者が続けられるかを確認しましょう。

将来、制作者を変更したり別の仕組みへ移ったりする場合の条件も重要です。原稿と画像の取り出し方、利用サービスの契約者、移行時の追加作業を聞いておきます。目先の編集のしやすさと、継続運用の条件をセットで比較してください。

依頼・見直し前のチェックリスト

  • 更新する情報と頻度を一覧にした
  • 社内担当者が操作する範囲を確認した
  • 更新・バックアップ・不具合確認の担当を決めた
  • 将来のデータ移行方法を確認した

よくある質問

WordPressを使えばSEOに強くなりますか?

仕組みの名前だけで検索結果が決まるわけではありません。内容、ページ構造、表示・リンクなどの実装と運用が重要です。必要な情報を更新しやすいかも含めて選びましょう。

静的HTMLでも記事を増やせますか?

増やせます。テンプレートや生成スクリプトを使って記事と一覧を作る方法があります。ただし原稿の編集から公開まで、誰がどの操作を担当するかを決める必要があります。

参考情報

参照日:2026年9月26日。各サービスの詳細は公式情報をご確認ください。