FIRST THINGS FIRST
この記事のポイント
旧ページと新ページの対応表を作り、価値のある情報を残し、適切なURL転送と公開後の確認を行います。デザインの変更と同時に、検索から使われているページを調査しておきましょう。
01現在使われているページを把握する
旧サイトのURL一覧を作り、検索から読まれているページ、営業資料や外部サイトからリンクされているページを確認します。担当者が普段見ていない記事でも、入口として使われている場合があります。ページを削除する判断は、見た目の古さだけで行わないようにします。
アクセス情報が残っていない場合も、サイト内のリンク、公開済み記事、配布資料などから重要なURLを集めます。記事の本文だけでなく、画像や資料のダウンロード先も確認してください。新サイトの構成に合わせて何を残すかを検討します。
02旧URLと新URLの対応を決める
URLを変更する場合は、対応する新ページを決めて転送設定を準備します。Googleのサイト移行資料でもURLの対応付けや転送などの手順が説明されています。無関係なページをまとめてトップへ送るのではなく、利用者が求めていた情報へつながるかを確認します。
| 旧ページの扱い | 確認すること |
|---|---|
| 同じURLで継続 | 内容と内部リンクが正しく表示される |
| 新URLへ移行 | 内容が対応する転送先を用意する |
| 複数ページを統合 | 統合後に必要な説明が残っている |
| 廃止 | 代替情報の有無と適切な応答を検討する |
| 画像・資料を移行 | 本文や外部案内のリンクを更新する |
03テスト環境の設定を本番へ残さない
確認用サイトに検索への掲載を防ぐ設定やアクセス制限を付けることがあります。本番公開時には、公開したいページにそれが残っていないか確認します。ページの正規URLを示すcanonicalやサイトマップも、本番のURLになっている必要があります。
内部リンク、画像、フォームの送信先がテスト環境のままになっていないかも確認します。制作者へ「SEO移行も含む」とだけ伝えるより、URL対応表、転送、公開設定、公開後の確認を具体的な作業として見積もりに含めてもらいましょう。
04公開後は旧URLと検索の状況を確認する
主要な旧URLから正しい新ページへ進むか、転送が繰り返されていないか、存在しないページへのリンクが残っていないかを確認します。フォームやメールなど、検索以外の業務機能も合わせて点検してください。
検索の状況はSearch Consoleなどで追い、重要ページの表示やクリックの変化を見ます。移行直後の変化だけで原因を断定せず、設定漏れ、内容の変更、サイト構造などを切り分けます。調査できるように旧データと移行記録を保管しましょう。
依頼・見直し前のチェックリスト
- 旧URLと重要な流入ページを一覧化した
- 新ページへの対応と転送を決めた
- noindex・canonical・サイトマップを本番で確認した
- 旧URLの動作と公開後の検索状況を確認する担当がいる
よくある質問
URLはリニューアル時に全部変えた方がよいですか?
変える必要があるかを個別に判断します。使いやすいURLを継続できるなら、変更に伴う作業を増やさずに済む場合があります。構造を変えるなら対応表を作りましょう。
古い記事を削除するとSEOが改善しますか?
古いという理由だけでは判断できません。情報の正確さ、利用状況、他のページとの重複を見て、更新・統合・削除を検討してください。価値のある情報まで失わないようにします。
参考情報
参照日:2026年9月26日。各サービスの詳細は公式情報をご確認ください。