FIRST THINGS FIRST
この記事のポイント
店舗サイトの中心は、何が利用できるか、いくらかかるか、いつ開いているか、どう行くか、どう予約するかです。SNSや地図サービスとも情報をそろえ、変更があったときの更新手順を決めます。
01初めての来店客が知りたいことを優先する
店名と大きな写真だけでは、初めて見る人が自分に合う店か判断できません。提供するサービス、主な価格、利用時間、予約の必要性を最初の画面付近からたどれるようにします。対象年齢や所要時間など、業態特有の条件も案内しましょう。
常連客なら分かることでも、初回客には分かりません。教室なら体験参加の持ち物、サロンなら来店から会計まで、飲食店なら席や予約の条件など、電話で頻繁に聞かれる質問を文章にします。説明が必要な内容を画像内の小さい文字だけにしないことも大切です。
02アクセスは住所だけで終わらせない
駅名と徒歩分数を書く場合は実際の経路で確認し、分数を根拠なく記載しないようにします。ビルの階数、入口の位置、目印、駐車場の有無など、最後に迷いやすい箇所の説明を加えます。外観写真は店内写真とは別の役割を持ちます。
複数店舗がある場合は、住所、電話、営業時間、予約先を店舗ごとにまとめてください。違う店舗へ電話してしまう導線は、利用者にも受付担当にも負担になります。店舗別ページを作る場合は実際の情報の違いを掲載しましょう。
| 来店前の疑問 | ページに載せる内容 |
|---|---|
| 今日利用できる? | 通常営業時間、定休日、臨時変更の案内 |
| どうやって行く? | 住所、地図、入口・階数、駐車場 |
| 費用はいくら? | メニューと価格、追加料金が生じる条件 |
| 予約は必要? | 受付方法、予約確定のタイミング、変更連絡先 |
03予約ボタンの先まで確認する
予約ボタンが目立っていても、移動先で入力を求められすぎたり、別の店舗が選ばれていたりすると迷いが生じます。外部予約サービスを使うなら、店舗やメニューが正しく表示されるか、スマートフォンで完了できるかを確認します。
フォーム送信が予約確定ではない場合は「担当者からの返信で確定」と明示します。受付時間外に届いた相談を誰がいつ確認するかも決めておきましょう。電話、フォーム、SNSの窓口を増やす際は、管理できる数にとどめることが重要です。
04変更情報を一か所の更新で済ませない
営業時間を変更したら、公式サイトだけでなく、利用している地図サービスやSNSにも反映します。利用者は必ずしも公式サイトを最後に見るとは限りません。更新すべき場所の一覧を作り、変更の担当者を決めておくと抜けを減らせます。
制作時には、店舗スタッフが変更する項目と制作会社へ依頼する項目を分けて相談しましょう。頻繁に変わるメニューや臨時休業だけを自社で更新できる構成なら、全ページを自由編集できる仕組みより運用を覚えやすい場合があります。
依頼・見直し前のチェックリスト
- 料金・営業時間・予約方法がスマートフォンで確認できる
- 入口や駐車場など、来店直前に必要な案内がある
- 予約送信から確定までの流れを説明している
- サイト・地図・SNSの更新担当を決めた
よくある質問
SNSがあれば店舗サイトは不要ですか?
営業情報や予約条件を整理して置く場所が必要かで判断しましょう。SNSの投稿が流れて見つけにくい場合は、公式サイトに基本情報をまとめる役割があります。
店舗サイトには写真を何枚用意すればよいですか?
枚数を先に決めるより、外観、入口、店内、サービス、スタッフなど必要な役割を分けます。同じ構図を増やすより、来店判断に足りない情報を補いましょう。