FIRST THINGS FIRST
この記事のポイント
まず削る候補は、目的に直接関係しない機能、重複したページ、素材の準備不足による手戻りです。サービスの説明、連絡方法、スマートフォンでの基本操作は優先して確保します。
01絶対に必要な役割を一つに絞る
採用、販売、予約、企業紹介を一度に完成させようとすると、内容も機能も増えます。最初は営業先が会社を確認できるようにする、予約相談を受けられるようにするなど、最も重要な目的を決めます。後の拡張を妨げない範囲で初期公開を小さくする考え方です。
たとえば会社紹介が中心なら、サービス内容、会社情報、問い合わせをまとめて公開し、実績は許可と素材がそろってから追加できます。ただし、顧客が依頼を判断するために必要な情報を削ってしまわないよう、最低限の説明は確認しましょう。
02削減候補と残すべき品質を分ける
見た目の演出や独自機能は、目的に対して必要かを一つずつ検討できます。一方、フォームが送れない、スマートフォンで読めない、連絡先が分からないといった問題は、サイトの役割そのものを損ないます。削減の相談は工程単位で行いましょう。
| 見直せる候補 | 残したいもの |
|---|---|
| 似た内容のページを統合 | 利用者が判断できるサービス説明 |
| 複雑なアニメーションを簡素化 | 文字の読みやすさと操作性 |
| 独自予約機能を外部サービスで代替 | 予約方法と利用条件の案内 |
| 初期の更新対象を限定 | 必要な箇所を正確に更新する手順 |
03原稿と素材の準備で手戻りを減らす
自社で準備すれば必ず安くなるわけではありません。使えないサイズの写真や、内容が確定していない原稿を大量に渡すと、整理と修正の作業が増えるからです。事前に必要な形式を聞き、ページごとに素材をまとめて提出します。
文章作成を内製するなら、担当者と承認者を決め、制作会社へ渡す前に社内で確認します。部分的な文章支援を依頼する方法もあります。全原稿を自力で書くか丸投げするかではなく、自社ができる範囲を現実的に見積もってください。
04初期費用の低さだけで決めない
月額プランや外部サービスを使う場合は、契約期間、更新費、追加作業、終了時のデータ移行を確認します。初期費用を抑えた結果、運用や移転に大きな制約が生じないかを見ておく必要があります。
再利用できる原稿、写真、ドメイン、管理権限を持っておくと、将来の見直しがしやすくなります。今回作る範囲と次段階の候補を分けた見積もりを依頼し、後から追加する場合に必要な作業も確認しておきましょう。
依頼・見直し前のチェックリスト
- 初期公開の目的を一つに絞った
- 必要な説明や操作確認を削っていない
- 自社で用意する素材の形式と承認者を決めた
- 月額費用と契約終了時の条件を確認した
よくある質問
一ページのホームページなら十分ですか?
情報量と目的によります。会社情報と簡単なサービス案内ならまとめられる場合がありますが、異なるサービスや検索意図を詳しく説明したいなら分けた方が使いやすくなります。
テンプレートを使うと品質が下がりますか?
テンプレートか独自制作かだけでは決まりません。事業に合う構成へ調整できるか、文章が伝わるか、必要な操作ができるかを確認しましょう。